MenuBar
各ダンジョンの特徴やモンスターへの対策以外に、できる限り死なないようにするコツ。
ストール(Stall)の仕組みを理解しよう †
このゲームでは回復役が戦闘中に使用できる回復スキルを毎ターン使っても、
ほとんどのケースでは敵から受けるダメージに回復量は追いつきません。
そこで「ストール(Stall、失速の意)」というテクニックがあります。
ストールとは簡単に言えば「弱った敵を残して戦闘が終わる前にじっくり回復する」ことです。
一般的なRPGでも「戦闘中にしか使えない回復アイテム」などがあるとよく取られる戦法ですが、
このゲームでは「ストール行為への対策」がシステムとして組み込まれています。
以下に「ストールペナルティ」のメカニズムを箇条書きします。
>以下の2つの条件を満たすと「ストールペナルティ」が作動します。
・敵の残数が2体以下になったターンから『2ターン』が経過する。ただし一部の弱い敵は『1ターン』になります。
・敵の残数が残り2体以下になってから、ストール行為に該当するスキル(基本的にはダメージを与えない回復・弱体などのスキル)を『2回以上』使用する。
>大型サイズの敵(2キャラ分を占有する敵)が残っている間は、上記の条件を満たしてもストールペナルティは作動しません。
>ストールペナルティの作動条件を満たすと、ターンの最初で「モタモタしてると増援が来るぞ」といった旨の台詞をヒーローが言い出し、
ランダムでストレスダメージを受けます。
>その次のターンまで戦闘が長引くと、実際に敵が増援として追加され、さらにストレスダメージを受けます。
・この増援で発生した敵を追加で倒しても、戦闘終了後の戦利品は増加しません。
この仕様を踏まえた上で、戦闘が終わる前にできるだけHPを残すには・・・
-余裕があるなら、数が残っているうちはまんべんなくHPを削る。
-敵の残りが2体になったら、弱体化や気絶を使わずダメージスキルで集中攻撃して素早く1体に減らす。
-残り1体になったら全員で回復に徹する。残った敵の攻撃が危ない(ストレスダメージ等)なら気絶させる。
-ペナルティの台詞が出たら集中攻撃して1ターンで倒しきる。倒しきれないようなら回復を行う前に削っておく。
-大型サイズの敵はペナルティが発生しないので、弱体化スキルで徹底的に弱らせれば回復し放題。
これはあくまで「仕様を最大限活用するためのコツ」であり、毎回ここまで徹底してやる必要はありません。
ですがテクニックとして覚えておけば、役に立つ時があるかもしれません。
特に『大型サイズの敵は残しても問題なし』という点だけは覚えておいた方がいいでしょう。
大型サイズの敵を没落者の「威嚇」などを連続使用してDMGを大きく弱体化させれば、いくらでも回復し放題です。
資金に余裕があるなら食料を買い込もう †
準備フェイズで購入する「食料」は空腹イベントやキャンプ時に必須の消耗品ですが、
ダンジョン移動中にも使用することができます。
食料は移動中に使用すると「最大HPの5%分を回復」という効果があります。
ただし戦闘が終わるごとに、1キャラにつき4個までしか使用できません。
これは言い換えると「食料を余分に消費すれば戦闘ごとに最大HPの20%分まで回復できる」という計算になります。
また食料の使用による回復は、HP回復量が上昇するトリンケットや
石弓射手の「戦場包帯法」、ペスト医師のキャンプスキル「実験ガス」など
被回復量を増加するバフの影響を受けることができます。
これらを併用することで大きな回復が見込めます。
序盤であまりに食料を買いすぎると金銭収入に大きな負担となってしまうので節約が大事ですが、
資金に余裕が出てくるゲーム後半では惜しみなく食料を買い込むことで、生存率が高まるでしょう。
パーティ編成 †
初心者向けのざっくりしたパーティ構築方針。
バフや防御など搦め手は控えめに。全てのメンバーに何かしら攻撃手段を持たせること。
上述のストールペナルティもあるため、じっくり慎重に戦うよりも攻撃を重ねて手早く畳み込む方向で考えた方が良い。
- 回復
- 修道女はどんなパーティにいても良い。
というか修道女の全体回復が全てのスキルの中で飛び抜けた性能なのでそれがあるかどうかで難易度が天地。敢えての縛りプレイでなければ外す理由がない。
メイン回復の全体回復と、補助になる単体回復スキル1つ、くらいで大体丁度良い感じになる。
全体回復と単体回復の両方を修道女が受け持つことができる。
他に回復スキル持ちがいないなら仕方ないが、単体回復は修道女以外の別ユニットに担当させた方が短時間で大きく回復できるし修道女も攻撃に参加しやすくて強い。
とりあえず最初は修道女+回復付与スキル持ち、の組み合わせを中核にパーティ作ってみるといいんじゃないかな。
- 位置4対策
- 位置1~3までは攻撃できる手段が多いものの、位置4だけは攻撃が届きづらい。しかも位置4には厄介な敵がいることが多い。
前衛を片付けて後衛に取り掛かる手順だと処理が遅れがちなので、位置4を直接攻撃して素早く片付けることができると良いパーティになる。
位置4を高攻撃力で殴れるのは荒くれ者、クルセイダー(+盾を貫きし者)。マーク込みなら犬使い、石弓射手。といったところ。
これらのいずれかがいると位置4に対しかなり強くなる。クルセイダーはやや工夫が要るが。
墓荒らし、追い剥ぎ、修道女、神秘主義者も位置4を殴れはするが攻撃力が低め。
賞金稼ぎ、古物収集家、ペスト医師(+フラジランド)は状態異常を付与できるが、状態異常なのでどうしても時間がかかる。
これらで位置4に対処するなら、気絶を混ぜて時間を稼ぐなり攻撃を重ねて補うなりが必要。
位置4を直接殴るのではなく素直に前列から片付けて前に寄せる戦い方なら、敵の死骸をスキル効果で効率よく除去すると良い。
死骸除去スキルを持つのは没落者、神秘主義者、ペスト医師。
尚、敵の位置を移動させるスキルは一見後衛の除去に役立ちそうだが非推奨。
まず敵の耐性に影響されるので安定しない。成功したところですぐに移動で復帰されるので意味がない。
せいぜい敵の行動を多少妨害できる、気絶スキルの亜種と割り切ろう。
- 行動妨害
- ボスにはあまり通用しないが、雑魚戦では危険な敵の行動を妨害する方法を持っていると役に立つことが多い。また、回復するための間を稼ぐためにも役立つ。
行動妨害としては、気絶付与のほか、プッシュやプルなど、敵の位置を動かすスキルでも相手は復帰に手間を取られるので、気絶と同様の効果を期待することができる。
重ねがけの手間はかかるが、DMGやACC系のデバフの重ねがけで無力化することもできる。
いずれも敵の耐性次第なので、通じるかどうかは相手による。
気絶を使えるのは以下の通り。
1~2対象:クルセイダー、重騎兵、賞金稼ぎ、荒くれ者(複数対象)
1~3対象:忌まわしき者、神秘主義者、修道女、犬使い
後衛対象:賞金稼ぎ、ペスト医師(複数対象)
この中で特に重騎兵の前進、ペスト医師の目くらまし噴射、賞金稼ぎの閃光弾、アッパーカットは移動と気絶が二重に重なっていて強い。
- ムーブ対策
- このゲームで特に危険性が高いのは位置を入れ替えてくるムーブ攻撃で、無対策だとたった1ターンのムーブ攻撃で隊列を滅茶苦茶にされることがザラ。
ムーブ対策は基本的には、本来の攻撃場所とは違うポジションから攻撃できるスキルをお守り代わりに持たせておくことが重要。
理想を言えば全員に本来の位置に戻る方向の移動攻撃スキルを持たせるのが理想だが、移動しながら戦えるヒーローなどがいると戦闘を途切れさせずに位置を調整しやすい。
特に移動力が高いのは素の移動力が前後3マスで、移動スキルのラインナップも豊富なジェスターが飛び抜けて優秀。
移動スキルでは、位置4から前進スキルが使える荒くれ者、追い剥ぎ、クルセイダー。位置1から後退スキルが使える墓荒らし、古物収集家が優秀。
DLCの盾を破りし者は位置をめまぐるしく変化させるのが特徴で、ムーブに強いのは間違いないがかなり特殊。
尚、ムーブ耐性が高ければある程度被弾しづらくなるが、ムーブ耐性自体はそこまで高くないことに加え、結局食らう時は食らうのであまり頼りにはならない。食らったあとのことを考えてパーティを編成すると良い。
例外的に没落者だけは元々のムーブ耐性が高い上に「踏ん張る」でムーブ耐性を大きく上げてムーブをほぼ無効化することができる。
余談になるが、移動しながら攻撃するスキルは、移動がデメリット属性と設定されているのか、妙に性能が高い傾向にある。
最初に移動スキルを使うことを決め打ちして本来の位置からポジションをずらしたり、移動スキルを持つクラスを前後に配置して交互に移動スキルを使えるようにするといった工夫で積極的に使うことができる。
- 自己マークスキル
- 自分自身にマークを付与するスキルはダメージコントロールがしやすく効果も強力なものが多い。
ただし敵によってはマークした対象に強攻撃を行ってくるケースがあるため、常用は危険。
古物商などを組み込んだ低火力パーティの底上げに最適なので、マーク攻撃を行ってくる敵がいないエリアを見極めて活用していこう。