日誌 †
日誌の種類 †
- 日誌はプレイヤーがゲームを始める以前に、ダンジョンに探索に出かけた冒険者が残したものです
- 日誌は全部で5種類あり、それぞれにページ数があります
ハイウェイマン*1ダリウスの日誌 | 6ページ |
日誌から破り取られ血に染まったページ | 6ページ |
最悪の破滅 | 5ページ |
踏みにじられた日誌 | 4ページ |
美しき物 | 7ページ |
日誌ページ †
- ダンジョン探索中、キュリオを調べるなどして「日誌ページ」を発見することがあります。
- この「日誌ページ」は、日誌の1ページ分に該当します
- 「日誌ページ」を重複して手に入れることはなく、一度手に入れると、それと同じ「日誌ページ」を手に入れることはありません
- 「日誌ページ」を選択すると、ダンジョン内で内容を読むことができます
- 村でも、村の中央にある施設の「先祖の回想録」を選択し、縦に下のほうにスクロールしていくと、「これまでに集めた日誌」という項目があり、そこで読むことができます
日誌は持ち帰ったほうが良いのか †
- 「日誌ページ」は、村に持ち帰れば、村で読むことができます
- ゲーム進行に直接関係するものではないので、他に必要な物があるならそちらを優先したほうがよいでしょう。
日誌ページの入手確率 †
- 基本的な入手確率は0.05%(1/2000)です
- この入手確率は明かりの残量によって影響を受け、明るければ明るいほど入手確率は低くなります
明かり | 入手確率 |
0 | 0.0475% | 1/2105 |
1-25 | 0.0375% | 1/2666 |
26-50 | 0.025% | 1/4000 |
51-75 | 0.0125% | 1/8000 |
76-100 | 0% | 0 |
- 明かり以外にも、キュリオの種類によっても確率やチャンスが変動するようです
日誌の内容(vita) †
ハイウェイマンダリウスの日誌 †
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1日目:今年の秋は道行く者が少ない…飢え死にしたくないので、俺は噂と影を取引する者の手に最後のコインを渡して握らせた。不吉なカラスたちが暗号のようなメモを運んできた。
メモによると、誰も村で語らない、聞いたことのないサービスに賭けをした者がひとり、いや何人かいたようだ。荷物をまとめてすぐに去るとしよう。
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4日目:呪われた村への道は鬱蒼としていて、道を見つけて進むことさえ困難だった。姿を現した廃墟…誓って言おう、ここまで朽ちた廃墟を俺は見たことがない。
建物は崩れ落ち、心の荒んだ住人たちがただ従に辺りをうろついている。俺はすぐに酒場へ移動した…同じ目的で来ているやつらが何人かいたので、徒党を組んで探索に出ることになった。
俺たちは次の日の明け方に出発した。
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6日目:村から離れるにつれ、薄気味悪い恐怖が増してきた。俺たちはみなそれを感じていたが、精一杯何ともないフリをしていた。
仲間の一人、レーヴンが苦いクスリをくれるまで寝られなかった。仲間のなかでも一番信心深いセリオンが俺たちの安全を願ってそっと祈り始めた。
迷信じみた祈り方だったが、よかれと思ってやってくれたんだろう。眠くなってきた・・・
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7日目:俺たちは粗暴な無骨者どもと言い争った。レーヴンはやつらをカルティストと呼んだ。やつらはどう猛だが、鈍い奴らだった。
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8日目:モイラが病気になり、おかしくなっちまった。彼女が鋤を突き刺してやると言っていた棺から腐った臭いがしていたから、
そのせいにちがいない。この場所がどんなに恐ろしくても、俺は罠にはかからないし。おかしくなった野郎どもの手にも落ちないぜ。
俺は幸運のコインに賭けているからな。
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俺ももう終わりだ。ここに書いておく、残酷な運命、俺の賭けに乗り幸運のコインを取り上げた運命よ・・・俺は今なすすべもなく倒れ、
ボロボロになった体からドクドクと血が流れ出ている。指が冷たい・・・俺の運命を封印したのは罠でもないし、あのカルティスト
でもない。奇妙なうねった形の2つの物体に待ち伏せされたんだ。説明したくもないが3体目はかなりデカい獣だった。哀れなモイラは
叩きのめされた、セリオンが彼女を守ろうとしたが、片腕を失い、正気も失った。助け出そうとしてレーヴンが引っ張ても「シャンブラー!
シャンブラー!」って叫び続けていたな。俺はヒーローらしく振舞おうと、少しでも時間を稼ごうとして小さなモンスター一体叩きのめしたんだが、それが最後の攻撃に
日誌から破り取られ血に染まったページ †
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この暗い洞窟には大量の湿気が立ち込め、水滴がしたたり落ちてくる。我慢の限界を超えている。泥まみれで滑りやすく、危うく岩でかかとを傷めるところ
だった。見えないものによって、池の水面が揺らめき跳ねる。たいまつの影が自ら思い通りに、伸縮を繰り返しているようだった。
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恐れていたことが起きた!海水が不自然に飛び跳ね、たいまつが消えたー奇襲攻撃を受けたのだ!半魚人のような奇妙なやつらに暗闇で奇襲された!
すぐにタール付きのたいまつに手を伸ばした・・・粗野な武器を振り回す、鱗のようなものが付いた腕が一瞬見えた。たいまつをつけ直してからは、
やつらの退治に時間はかからなかった。ちくしょう、ぶちのめす前に首に噛みつかれてしまった。傷がヒリヒリ痛み、奇妙にうづく。医者は傷をきれいに洗って覆っておくように言っていたな・・・
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傷が化膿し始めた。周囲の肉が灰色に薄片化して固くなり、まるで鱗のようだ。これを書いている今も、息が苦しく肺から空虚な音が漏れている・・・
ますます苦しくなってきた。仲間たちは笑いながら、この洞窟に充満するしょっぱい湿った空気のせいで、心配することはないと言うのだが。
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仲間たちは寝ている。私は眠れずにいる。まるで潮の流れや波に乗って運ばれているかのように、囁き声が絶えずはっきりと聞こえてくるのだ。
自分の肉がほとんど剥れ落ち、奇妙な銀色の薄膜が現れてきたことを、まだ仲間には言わず、隠している。キャンプで生肉を
食べたときに問い詰められたが、私の返事が理解できないようだった。彼らが目覚めたときこの状況を説明するのが賢明だと思う。
そうすれば私が早くここを離れて村で治療を受けた方が良いとわかってくれるだろう。
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他の仲間は死んでしまった。邪悪な変化の犠牲となったのだ!彼らの鱗は腐り、柔らかく脆い肉と化した。
エラも腐り、ゆっくりと窒息していく。最悪なのは目だ。ふたつの目は近く寄り、肉もたれさがりわずかな隙間から覗くことしかできない!
自分のかぎ爪を洗った時に触れた、彼らのおどろおどろしく不潔で生温かい血を思い出すとぞっとする。吐きそうだった。
願わくば、死が彼らを安らかに眠らせてくれることを!
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我々がなぜ危険を冒して陸へ上がったのか。思い出せない。優しい波の下、生きるのに必要な全てを与えてくれた母なる海を、
なぜ離れてしまったのだろう?今私は故郷へ帰る、母なる海の抱擁へ・・・[ページの残りには判読不能な走り書きが残されている。]
最悪の破滅 †
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我々の目的はあの豚どもの野蛮な聖地を破壊して豚どもを一掃することだった。だがすぐに何かの遺物に遭遇した。
豚どもが作ったおぞましい偶像と程遠いものだった。まるで黒曜石が大きくなり歪んで崇拝のダークシンボルになったかのようだ。
それは邪悪な光を放ちながら脈打つ赤い球体を揺らしていた。カスパードとブーリンと私はためらったが、ひどい呪いを受けていた
マイザーはどうしようもない衝動につき動かされて、隠されていた入れ口に持っていたたいまつを押し込んだ。
そして我々の運命は閉ざされてしまった。
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その瞬間、気付けば息苦しく暗い場所にいた。目の前には言葉では説明できないような、おぞましい怪物がいた。
思い出すだけでも私のペンが震えて定まらない!戦いの記憶が断片的に残っているだけだというのが、せめてもの救いだ・・・
カスパードが怪物の蠢く触手に斬りかかったのを見た。その切りとられた肉がうねりながらブーリンの上に降りかかり、
彼女の屈強な胸板に突きっ刺さった!カルト信者が生け贄として身を捧げるかのように、
彼女はそのうねり悶える触手によって引き裂かれた!
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圧倒的な攻撃だった。カスパードが殺されてしまい、ブーリンが倒れ、私は憤怒に突き動かされた。私は跳びかかって
クリーチャーのいくつもある目に斧を振り下ろした。紫の血液が飛び散って私の顔に降りかかり、やつの雄叫び
に私の魂は震えた。その後のことで思い出せるのは、ゆっくりと暗黒の中に沈んでいったことだけだ。
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気が付くと、私は残った仲間たちとまたあの巣窟にいた。
私の傷はとてもひどく、我々のー私の任務を完遂するのは困難に思えた。だから掃討作戦はまたの機会にせざるを得ない。
奇妙なことに、私のポケットに指輪が入っていた。これはどこからきたのだろうか・・・想像すらできなかったが、
指輪には建物の過去の所有者の印が刻まれている・・・奇妙だ。
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カスパードの旗とブーリンのクロスボウをもって戻ろうと思う。彼らに敬意を示して、ふさわしい埋葬をするために。ひどい呪いを受けたマイザーが残したものと、
彼のトリンケットは置いていこうと思う。彼にふさわしい記念碑をやつらが立てることだろう。
踏みにじられた日誌 †
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セバスチャンは見張り中に最後を迎えた。かつては荘厳だった我々の屋敷のこの薄暗い広間で、できる限りまともな晩餐をとっていると、
轟音が響いて黒埃が舞い、建物が揺れた。我々は皿を放り出し、彼の元へ急いだ。そこにあったのは弾切れの彼のピストルと、流れ出た血の跡だった。
その血は暗黒の迷路へ流れ込むようだった。それでも前へ進まなければならない。
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我々が戦ったのは先祖の肖像画が並ぶ東の画廊であった。肖像画は殺伐の場をただ冷たく見つめていた。一団の激しき原動力とも
いえるアルハズレッドが、敵の隊列に飛び込みし烈な戦いを繰り広げた。命が尽き崩れ落ちる彼の体、断末魔の叫びとともに彼の口から
あふれ出す血、ナイフで残酷に引裂かれた血まみれの彼の肺、私はそれらを目の当たりにして無力感に捕らわれたのだった。その時のことを
思い出すと彼の死を痛烈に実感する。それでも我々に勝利への道は残されている。だからこそ前へ進まなければならない。
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親愛なる友、模範的な戦士であり、王の戦争やこの広間での数々の戦闘をくぐり抜けてきたヒューウェルが不名誉な最期を迎えた。
サンクチェアリの探索で彼と私は疲れ果てていた。疲れが彼を死へ一直線に導いたようだ・・・
罠を見落とした彼は、跳ね上がった大釘に内臓をえぐられた。流れ出る彼の臓物を止めようと私は彼を抱きかかえた。この狂った進撃でまた一人の
偉大な友を失ってしまった。私は一人になり、疲れてもいるが、まだ屈してはいない。前へ進まなければ。
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私は復讐鬼と化した!信者たちは皆、私の槌矛をその体に受け、盗賊どもは我が叫びを聞いて恐怖におののくであろう!私は劣勢だ、確かに劣勢だ。
餓えて異常な状態になっているが、我が体に息吹がある限り前進する。我が偉大なる館から略奪を試みる者には耐え難い苦痛を与えてやる!さあ、
かかってこい!このたいまつは消そう。私は闇を怖れない!!ここは私の館だ、招かれざる者には苦痛を与えてやる!
美しき物 †
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私は美しき物であると人は言う。砂の海のように完璧。砂漠の風のように優雅。輝く蜃気楼のように魅惑的。
誰もが瞬きもせず、私を見つめ、私に魅了され、私を観察する。
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このような美は称賛されなければならないと人は言う。だから私は踊ることになった。すがるようなあばた顔のために。潤んで血走った瞳のために。
ひび割れた微笑む唇のために。この堕落した観客たちにとって私は人ではなく、エキゾチックな宝石。私は美しき物です。
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その愛らしさは宮殿のものだと人は言う。だから私は手を縛られ、黄金の偶像と宝石で飾られた聖像の隣に置かれる。
こうして私たちは、目も眩むほどの貴重品として値段の付けられない積荷となり、大臣の宝物庫へと送られる。私はこの暴君の評判を知っている。恐ろしい。
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荷馬車が山道を急いでいる間、私は決断する。大臣のもとには向かわない。この男の報酬にも、大臣の慰み者にもならない。
私は優雅に拘束を抜け、外へと向かう。荷馬車が揺れ、衛兵が叫ぶ。車輪が持ち上がり、馬が暴れ出す…
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私は死体と馬車の残骸の下にいる。腕は動かない。岩の後ろから静かに蛇が近付いてくる。その舌は空気を舐めている。噛みつきは一瞬、毒は緩慢。
私の血管の中を冷たく流れ、私の腕が腫れていく。私には残酷な選択肢しか残されていない。
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▲6/7 ネタバレを含みます クリックで表示
ナイフは研がれていないが、ためらっている暇はない。私は混乱の中、切りつけ、耐え、ほじくる。私の悲鳴が響き、それが無関心な砂丘の静けさ、凍えるような砂漠の風、そして冷たい月の光と出会う。
私が生きるために自らの美を犠牲にする。未来のために支払える代価はそれしか持っていない。
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▲7/7 ネタバレを含みます クリックで表示
私は切断した腕を見る。血まみれの腕を。もう観客が色目を使ってくることはないだろう。足元にコインを投げられることもありえない。自由に感謝されながら無言で息をすると、蛇たちが影の中に消える。
ようやく私は鳥籠の外に出ることができた。そして理解した。どんなものでも、壊れるまでは本当の美を得ることはできないということを。